新規事業で売る相手の決め方と売り文句の試し方|売る相手が決まらない担当者へ

新規事業で売る相手の決め方と売り文句の試し方

この記事でわかること

  • 売る相手が決まらないときに、考え込まずに「業界を仮で決めて、並べて試す」ほうが早い理由
  • 業界の候補の出し方、業界ごとの部署と売り文句の並べ方、売り文句の切り口の変え方
  • 条件をそろえた比べ方、断られ方の違いの読み方、狙い通りの業界で外したときの直し方と、絞ったあとの次の一手

このコラムは、次のような方に向けて書いています。

「新しいサービスはどの業界にも使えそうで、どこから売ればよいか社内で決めきれません」
「思いつく業界に電話してみましたが、反応が悪かった理由が業界なのか、話し方なのか分かりません」
「狙い通りの会社に当てているはずなのに、なぜか断られ続けています」

新しい商品やサービスを任されたとき、最初に止まりやすいのが「誰に売るか」です。どの業界にも使えそうに見え、会議で候補を挙げても決め手がありません。

けれども、売る相手は会議室の中では決まりません。どの業界が反応するかは、当ててみるまで誰にも分からないからです。分からないものを考え込んで1つに絞るより、業界を仮で決め、業界ごとに部署と売り文句を並べ、同じ条件で電話して比べ、反応で絞るほうが、早く、確かに答えに近づきます。

この記事は、新規事業や新商品を担当している方に向けて、この進め方を手順・判断の基準・よくある外し方までまとめます。試しの営業そのものの考え方(意見を聞きに行くのではなく、本気で売りに行く)は「新規事業テストマーケティングのやり方」にまとめているので、あわせて読んでみてください。

前提:売る相手は考えて決めるより、並べて当てて決める

売る相手が決まらないとき、多くの会社は「もう少し調べてから」と考えます。けれども、どれだけ調べても「この業界なら買ってくれる」という答えは出てきません。答えを持っているのは、まだ話したことのない相手だからです。

かといって「たぶんここだろう」と1つの業界に絞って電話を始めると、外れたときに「だめだった」しか残りません。業界が違ったのか、言い方が悪かったのか、値段が合わなかったのか。比べる相手がいないので、切り分けられないのです。

NG 1つの業界に絞って当てる

「たぶんここ」で決めて電話を重ねる。外れたら、何が悪かったのか分からないまま、一から考え直すことになる

OK 業界を並べて当てる

仮の業界を複数並べ、同じ時期に当てる。反応の差そのものが、次にどこへ寄せるかの答えになる

NG 業界だけ決めて、言い方は1つ

売り文句が1本だけだと、反応の悪さが業界のせいか、言い方のせいかを分けられない

OK 業界と売り文句を両方並べる

「どの業界か」と「どう言うか」を同時に試す。当たらなかった組み合わせも「当たらない」という材料として残る

それでも「業界を先に決める」のには理由があります。業界を決めないままでは、営業リストも、呼ぶ部署も、話す言葉も決まりません。業界に寄せると相手の困りごとが具体的になり、ひとつの業界で売れた形は、同じ業界の別の会社にそのまま持っていけます。広く使えるサービスほど、売るときは業界ごとに分けて考えるのが近道です。

全体の流れは、次のとおりです。

仮で決める
業界の候補を広く出し、「一旦ここ」と仮で決める。外れたら、その反応が次の候補になる
並べる
業界ごとに、呼ぶ部署と売り文句を並べる。売り文句は切り口を変えて何本か用意する
比べる
同じ期間・同じ条件で電話し、業界ごと・売り文句ごとの反応と断られ方を記録する
絞る
反応の良い組み合わせに寄せ、悩みや決める人の単位で分け直して、深く当てる

業界の候補は「すでに困っている印」から広く出す

業界の候補を思いつきで出すと偏ります。おすすめは、売り物が効く場面から逆にたどり、その場面がすでに起きていると外から分かる業界を出すことです。候補を出す切り口は、次のようなものがあります。

すでにお金を使っている

置き換えられる物に、今お金を払う業界

新しい予算が要らず、今の支出からの乗り換えで済む

その場面が多い

使う場面が、日々の業務で多い業界

使う回数が多いほど困りごとも大きく、話が通じやすい

似た物を使っている

同じ種類の仕組みを入れている業界

一から説明せず、入れ替えの話として進められる

今が変わり目

決まりが変わり、見直しが要る業界

ただし「やらなければ」の段階では動きが鈍いこともある

予算が付きやすい

国の補助で予算を出しやすい業界

公開されている一覧から、営業リストに印を付けられる

売れた先に似ている

買ってくれた会社と同じ業種・規模

一件でも売れていれば、そこから広げるのが一番早い

一番強い印は、「その困りごとに、すでにお金を使っている」ことです。場所や設備を「持っている」だけでは買う理由になりませんが、すでに支出があれば、話は「新しく買うか」ではなく「今払っているものと比べてどうか」になります。

候補を出したら、次の4つで見直します。

業界の候補を見直すときの決めごと

外から確かめられる印だけを使う

「困っていそう」は基準にならない。ホームページや公開の一覧で確かめられる印だけで選ぶ。

業種名より、やっていることで切る

同じ業種名でも、本業の会社と片手間の会社では反応が違う。扱う物より、やっている作業や加工で分ける。

外す業界にも理由を書く

お金が出にくい、似た物がもう入っている、現場が散らばって当てにくい、決まりが厳しい。外す理由を残すと、あとで見直せる。

机の上の点数で切りすぎない

机の上では低く見えた業界が、当ててみると上位に来ることがある。迷ったら外さず、当てる量を少なくして残す。

候補は、最初は思いつく限り出してかまいません。そのうえで「厚く当てる業界」「少し当てる業界」「様子を見る業界」と、当てる量に差を付けます。やる・やらないで切らず、量と順番で優先度を付けると、見立てが外れても取り返せます。会社の数が少ない業界は、細かく絞らずに全部当たったほうが早く答えが出ます。

業界ごとに、呼ぶ部署と売り文句を1枚に並べる

業界を仮で決めたら、業界ごとに「誰を呼ぶか」と「何と言うか」を決めます。同じ業界でも、呼ぶ部署によって困りごとも、使う言葉も違います。おすすめは、次のような表を1枚つくり、関わる人で同じものを見ながら進めることです。

業界の区分 選んだ理由 呼ぶ部署 試す売り文句 確かめたいこと
すでに似た物にお金を使っている業界 今の支出からの乗り換えで済みそう その支出を持っている部署 費用の切り口・手間の切り口 今いくら、何に払っているか
その場面が多い業界 使う回数が多く、困りごとが強そう 現場をまとめている部署 困りごとの切り口・売上の切り口 困りごとがどのくらい痛いか
すでに売れた先と似た業界 同じ業種・規模で一件売れている 売れた先で話を聞いた部署と同じ部署 売れた先で効いた切り口 同じ理由で買うか

表はひな形です。大事なのは、業界・部署・売り文句・確かめたいことを、1行ずつ仮で埋めておくことです。仮で埋めてあれば、反応が返ってきたとき、どの見立てが外れたのかを1行ずつ直せます。

部署は、現場の部署で聞いた声を添えてから、管理する部署やお金を出す部署に持ち込むと、話が通りやすくなります。どの部署が窓口か分からない会社には、受付で「ほかの会社では、新規事業や事業企画のご担当の方とお話しすることが多いのですが」と候補の部署を出して選んでもらうと、取り次いでもらいやすくなります。

POINT

並べ表は、正しい答えを書く場所ではなく、外れたときにどこを直せばよいかを分かるようにしておく場所です。空欄のまま電話を始めないことが大切です。

売り文句は切り口を変えて、3〜4本つくる

売り文句を1本だけで試すと、反応が悪かったとき、業界が違ったのか、言い方が違ったのかを分けられません。売り文句も並べます。ただし言い回しを少し変えただけでは比べる意味がないので、切り口そのものを変えて3〜4本つくります。

困りごとから

相手の現場の困りごとを先に言う

「〇〇で手間がかかっていませんか」と、相手の日々の困りごとから入る

費用から

今払っているものと比べる

新しく出す話ではなく、今の支出が減る・置き換わる話にする

売上・お客様から

相手のお客様が増える、選ばれる話

相手の売上や、相手のお客様の満足につながる話として言う

このほか、「今が見直しの時期である理由」から入る切り口や、中身は変えずに「どんな会社向けの、何のための仕組みか」という名前を付け直す切り口もあります。売りたい物の話だけで反応が鈍いときは、相手が毎年必ず向き合っている作業の話から入るなど、入口の話題を変えるのも切り口のひとつです。

気を付けたいのは、同じような会社でも、相手にとっての価値が違うことがある点です。お客様が何度も通ってくる業界には「今のお客様の満足が上がる」話が効きますが、お客様が数年に一度しか来ない業界では響かず、「新しいお客様が増える」話でないと予算は付きません。価値の感じ方が違えば、区分も売り文句も分けて試します。

売り文句をつくるときの決めごと

1本に切り口は1つ

困りごとと費用と売上を1本に詰め込まない。混ぜると、どの切り口が効いたのかが分からなくなる。

最初の一言で言える長さに

電話では、最初の一言で聞くかどうかが決まる。説明が要る売り文句は、商談で使う。

相手の側で起きていることから

製品の性能ではなく、相手の現場で起きていることを主語にする。性能が良いことと、響くことは別。

言えないことは言わない

まだできないことを、できるように言わない。売り込みではないと偽るのもやめる。

比べるときは、期間・件数・かけ方の条件をそろえる

業界と売り文句を並べたら、電話で比べます。ここで一番多い失敗は、比べる条件がそろっていないことです。業界Aは月初に慣れた人が、業界Bは月末に新しく入った人がかける。これでは、反応の差が業界の差なのか、時期や人の差なのか分かりません。

同じ期間で
比べる業界は同じ期間に並行してかける。1日にまとめると、その日のたまたまに左右される
同じかけ方で
かける人・時間帯・営業リストの作り方・受付での言い方は、比べる間は変えない
同じ件数で
業界ごとに、ほぼ同じ件数を当てる。少ない件数の結果は参考にとどめる
変えるのは1つ
直すときは1回に1つだけ。同時に変えると、何が効いたか分からない

業界と売り文句を全部掛け合わせると多くなりすぎるときは、まず代表の業界で売り文句を比べ、効いた切り口を残してから広げます。決算や株主総会など、業界ごとの忙しい時期も混ぜないようにします。その時期に当たった業界だけ反応が悪くても、それは業界の答えではありません。

そして、少ない件数で決めないことです。数件のアポの有無で「この業界は悪い」と決めると、当たっていた業界まで捨ててしまいます。滑り出しが良すぎる業界も、続けるうちに下がる前提で見ておきます。足りないなら、足りないと分かったうえで続けるのも、判断のうちです。何件で、いつ判断するかを先に決めておく方法は「新規事業の営業の立ち上げ方」にまとめています。

反応は、アポの数より「どこで止まり、どう断られたか」で見る

比べるときに、アポの数だけで並べるのはやめます。もともと会社の数が多い業界は、アポの数も多くなるからです。比べるのは割合で、しかもどこで止まったかを分けて見ます。受付で止まるなら呼ぶ部署や受付での言い方を、担当者と話したあとで止まるなら売り文句を見直します。

そのうえで、一番の材料になるのが断られ方の違いです。断りの言葉は、何を直せばよいかを教えてくれます。

断られ方 考えられる正体 次の手
「うちはそれを扱っていない」「その作業はしていない」 そもそも区分が違う。話し方の問題ではない 売り文句は変えず、営業リストの切り方を見直す
「困っていない」「今のやり方でうまくいっている」 区分は合っているが、売り文句が相手の困りごとからずれている 同じ相手に、切り口を変えた売り文句で当て直す
「その話は、うちには当てはまらない」 業界の慣習で、売り文句の一部が当てはまらない その業界向けの売り文句から、その部分を外す
「決める立場にない」「それは別の部署」 業界は合っているが、呼ぶ部署が違う 教えてもらった部署の名前で呼び直す
「今は時期ではない」「予算がない」 困りごとはあるが、時期が合っていない 見込みとして残し、予算を組む時期にかけ直す

断られた理由は、その会社だけの事情か、業界に共通することかを分けて記録します。1件の強い声で売り文句を変えると、かえって反応が落ちることがあります。同じ断られ方が何件も続いたときに、初めて直すのが基本です。

候補に入れていなかった種類の会社が、1社だけ強く反応することもあります。こうした「拾いもの」は、すぐに量を寄せず、次の候補として表に足して少量で確かめます。机の上では見つからない使い道は、こうして見つかります。

POINT

断りは、捨てる材料ではありません。「何と言って断られたか」を業界ごとに数えると、区分・部署・売り文句・時期のどこを直すかが決まります。

狙い通りの業界でも、売り文句で外すことがある

狙い通りの会社に当てているのに、断られ続けることがあります。ここで区分を捨てるのは早すぎます。断っているのが狙い通りの相手なら、外れているのは業界ではなく、売り文句のことが多いからです。よくある外し方は、次の3つです。

ひとつ目は、相手がすでにうまくやっている場合です。困っていそうな会社として選んだのに、実際には取引先に任せてうまく回っている。この相手に「お困りごとを解決します」と言っても進みません。営業リストはそのままにして、話を一段広いテーマの意見交換に広げます。

ふたつ目は、相手の立場に合わない言葉で話している場合です。物を作る会社には「作りやすくなります」が響いても、それを仕入れて最終の製品を作る会社に言うと「仕入れ先に言ってください」と返されます。最終の製品を作る会社には、「新しい製品が作れる」「品質が上がる」という、その会社にとっての得を別に用意します。

みっつ目は、業界の慣習で売り文句の一部が当てはまらない場合です。ほかの業界では喜ばれる「手間が減る」が、その手間を取引先が引き受けている業界では「うちにはその手間はない」で終わります。その業界向けの売り文句からは、その部分を外します。

NG 狙い通りの相手に断られたとき

「この業界は反応が悪い」と、区分ごと捨てる。売り文句を変えれば話を聞いてもらえた相手まで失う

OK 狙い通りの相手に断られたとき

断っているのが狙い通りの相手かを確かめる。狙い通りなら、営業リストはそのままにして売り文句を直す

NG 狙っていない相手が混ざっているとき

売り文句をいろいろ変えて試す。区分が違う相手には、何を言っても話は進まない

OK 狙っていない相手が混ざっているとき

売り文句は変えず、営業リストの切り方を直す。どこで調べた情報かを残し、印の付け方から見直す

見分け方は単純です。断られた会社が狙い通りの相手かどうかを1社ずつ確かめ、狙い通りばかりなら売り文句を、狙っていない相手が多いなら営業リストを直します。両方を同時に変えないことも大切です。

絞ったあとの次の一手

反応の良い業界と売り文句が見えてきたら、そこに寄せます。ただし、業界で絞って終わりではありません。

反応のあった会社を悩みで並べ直すと、業界をまたいで同じ悩みを持つ会社が見えてきます。そこに決める人に届くかを掛け合わせて絞ると、業界で広く当てていた時期より、営業の効率が数倍に上がることもあります。

気を付けたいのは、絞りすぎないことです。一番反応の良い相手だけに当てれば、売れるのは当たり前です。とがった相手に絞りすぎると、確かめる段階では勝てても、事業としては広がりません。絞った区分に、事業として成り立つだけの会社の数が残っているかを確かめます。本命は止めずに回しながら、新しい候補を少量で試す枠も残しておきます。

予算の大きさ、決めるまでの速さ、同じ業界への広げやすさは、「売り文句が響く」と分かってから見るものです。最初から混ぜて1つの点数にすると、響くかどうかの差が見えなくなります。

絞ったあとに、続けて確かめること

価格への反応

絞った区分で、仮の価格を出したときの反応を聞く。どの費目から出るのかも確かめる。

今何を使っているか

何から乗り換えてもらうのかを聞く。比べる相手が分かれば、売り文句がさらに具体的になる。

決める人と通り方

誰が決め、社内でどう通るのかを聞く。窓口の担当者が社内で説明できる材料を用意する。

最初の一社の入り方

どんな条件がそろえば試してもらえるかを聞く。最初の導入先は、その先に広がる会社から選ぶ。

ここから先は別の記事で書いています。電話と商談で集めた声を製品に返す進め方は「新規事業の需要の確かめ方」、営業にかかる費用を社内で通す方法は「新規事業の営業費用を稟議で通す方法」、最初の導入先の探し方は「新規事業の最初の導入先の探し方」を読んでみてください。

うまくいった例・いかなかった例

ここからは、業界と売り文句を並べて売る相手を探したときに、何をして、何が分かったかを紹介します。特定を避けるため、会社名や商材名は伏せています。

うまくいった例

法人向けの贈答品で、10を超える業種を並べて比べた

状況

それまでは取引先からの紹介だけで売れていて、どの業界に需要があるのかが見えていなかった

やったこと

仮の業界を立てて当て、反応と断られた理由を毎週見ながら入れ替えた。業界や規模に合わせて、飾りとしての使い道や環境への配慮と切り口を使い分け、途中からは贈る機会の多さで業界の中の順番も付けた

分かったこと

紹介だけでは見えなかった「売れる業界・売れない業界」とその理由がはっきりし、次の販路を選ぶ材料になった

いかなかった例

狙い通りの会社に当てたのに、売り文句で外した

状況

自社の経験をほかの会社に売る新しいサービス。週ごとに業界を替えたが、どれも件数が足りず、区分の良し悪しを決められなかった

やったこと

その取り組みをすでに始めている会社に絞って当てた。断った会社は全部が狙い通りの相手で、多くは「取引先に任せていて、うまくいっている」という理由だった

分かったこと

外れていたのは業界ではなく売り文句だった。営業リストはそのままにして、話を一段広いテーマの意見交換に広げる形に直した

2つの例から言えること

どれも、うまくいくかどうかを分けたのは話し方の上手さではなく、業界と売り文句を分けて試し、断られ方から「区分を直すか、売り文句を直すか」を決めたかどうかです。

まとめ:仮で決めて、並べて、比べて、絞る

売る相手が決まらないときに必要なのは、もっと考えることではなく、仮で決めて当てることです。押さえるのは次の7つです。

業界を先に決めて、売り文句を並べて試すときに押さえること

  • 1つの業界に絞らず、業界の候補を広く出して、仮で並べる
  • 候補は「すでにお金を使っている」など、外から確かめられる印で出す
  • 業界ごとに、呼ぶ部署・売り文句・確かめたいことを1枚に並べる
  • 売り文句は、困りごと・費用・売上と、切り口を変えて3〜4本つくる
  • 期間・件数・かけ方の条件をそろえ、1回に変えるのは1つにする
  • アポの数ではなく、止まった場所と断られ方で、区分・部署・売り文句・時期のどこを直すか決める
  • 絞ったら悩みと決める人で分け直し、絞りすぎず、新しい候補を試す枠も残す

外れた業界も売り文句も、無駄にはなりません。「ここでは当たらない」と分かったこと自体が、次にどこへ寄せるかの答えです。考え込む時間を、当てて比べる時間に変えることが、売る相手を早く見つける近道です。

よくある質問

新規事業で売る相手が決まらないとき、何から始めればよいですか?
業界の候補を、すでに似た物にお金を使っている、使う場面が多いなど、外から確かめられる印で広く出し、「一旦ここ」と仮で決めて当てます。複数を並べて同じ条件で当てると、反応の差から次にどこへ寄せるかが分かります。
売り文句は、何本くらい用意して試せばよいですか?
切り口を変えて3〜4本が目安です。困りごとから入る、今払っている費用と比べる、相手の売上が増える話をする、のように切り口そのものを変えます。言い回しを変えただけの文を並べても、比べる意味はありません。
業界ごとの反応の良し悪しは、どう判断すればよいですか?
アポの数ではなく割合で比べ、どこで止まったかと断られ方を見ます。「扱っていない」が多ければ区分の問題、「うまくいっている」が多ければ売り文句の問題、「別の部署」なら呼ぶ部署の問題です。少ない件数では決めません。

新規事業の営業の立ち上げを外に任せる場合の進め方は「新規事業の立ち上げ支援」にまとめています。

このような状況でしたら、

ぜひセグロスにご相談ください

  • 新しいサービスを、どの業界から売ればよいか決めきれない
  • 思いつく業界に当ててみたが、反応が悪い理由が分からない
  • 業界ごとに売り文句を変えて、比べながら試したい
  • 狙い通りの相手に当てているのに、断られ続けている
  • 外注したいが、本当に結果が出るのか・情報の扱いは大丈夫か不安
まずは現状を伺い、「どこで詰まっているか」と「次の一手」を整理します。

(外に任せるべきか、自社で直すべきかも含めて整理します)