新規事業の需要の確かめ方|作り込む前に顧客の声を製品に返したい方へ

新規事業の需要の確かめ方。作り込む前に電話と商談で声を集め、製品と売り方に返す

この記事でわかること

  • 製品を作り込む前に需要を当てる理由と、製品の段階ごとに確かめられること
  • 電話と商談で「意見」ではなく「今どうしていて、何なら買うか」を聞く方法と、声の記録のしかた
  • 買う立場の人の声の見分け方と、声を仕分けて作り手に渡す手順・優先度の付け方

このコラムは、次のような方に向けて書いています。

「開発を進めていますが、本当に買ってもらえるのか、作り込む前に確かめておきたいです」
「話を聞きに行くと『いいですね』とは言ってもらえるのに、製品のどこを直せばよいかが決まりません」
「営業で集めた要望を開発に渡しても、『それは一社だけの話でしょう』と言われて止まってしまいます」

新しい製品やサービスは、作り手の思いが強いほど、作り込んでから世に出したくなります。ところが、いざ売りに出ると、買う側が気にしていたのは作り手が力を入れた所とは別の所だった、ということがよく起きます。

そうなってから形を変えるのは大変です。作り込んだ分だけ、引き返す手間もお金も大きくなります。だからこそ、中身を固め切る前に、狙う相手に電話をかけ、商談で見せて、需要を当てておくことが大事です。

この記事は、新規事業や新商品を担当している方に向けて、製品が固まっていない段階で需要を確かめる聞き方、集めた声の記録と選り分け方、そして声を製品と売り方に返す手順をまとめます。売りに行く姿勢そのものや、断られた理由の大きな分け方は「新規事業テストマーケティングのやり方」に書いているので、あわせて読んでみてください。

作り込む前に当てるのは、まだ引き返せるうちに確かめるため

新規事業で一番つらいのは、時間とお金をかけて作り込んだ製品が売れないことです。

確かめるのは、完成してからでなくてかまいません。営業資料だけ、見本の画面だけ、という段階から当て始めるのは珍しくありません。手元にあるものによって、確かめられることが変わります。

早く当てるほど、外れたときに方向を変えやすくなります。見本の画面しか無く、価値がまだ言葉になっていないサービスでも、相手の業務の流れと困りごとから価値を仮に組み直し、商談の反応で伝え方を直していけば、製品の検証と営業を同時に進められます。

もう1つ、買う意思を示した相手が先にいると、何を先に作るかの順番が決めやすくなります。「この形なら申し込む」という相手の数が、そのまま開発の順番の理由になります。

POINT

調べ物や机の上のアンケートで集まる「あったらいいですね」と、「予算を取ってでも今買う」の間には、大きな開きがあります。作り込む前に、本物の見込み客に当てて、その開きを埋めておくのが需要の確かめ方の出発点です。

電話では、意見ではなく「今どうしているか」を聞く

製品が固まっていない段階では、売り込みの色を薄くした切り出し方が通りやすくなります。「何かを買ってくださいというお話ではなく、〇〇の進め方についてご意見を伺いたい」「開発中のものについて、現場のご意見をいただきたい」といった形です。

ただし、気を付けたいことが2つあります。1つは「営業ではありません」とは言わないことです。後で提案に進めば嘘になります。もう1つは、切り出しが意見交換でも、聞く中身は「どう思うか」ではなく「今どうしていて、何なら買うか」にすることです。

NG 感想を聞いてしまう

「こういう機能があったら使いたいですか」「この考え方、良いと思われますか」。相手は気を遣って「良いと思います」と答え、何も分からない

OK 今の姿を聞く

「今はその作業を社内でされていますか、外に頼まれていますか」「どなたが、どのくらいの時間をかけていますか」。答えが事実なので、困りごとの大きさが見える

NG ぼかしたまま聞く

「これはどうですか、あれはどうですか」と形を決めずに次々と聞く。相手は「まあ、いいんじゃないですか」としか言えない

OK 仮で決めてぶつける

「仮に、今お支払いの費用と同じくらいで、この形で入れ替えられるとしたら、検討に乗りますか」。仮の形を置くから、相手が判断できる

電話で聞く中身は、次の3つにまとめると集計しやすくなります。今どうしているか(社内か外注か、誰がどのくらいの時間をかけているか)、今何にお金を払っているか(乗り換えてもらう元になるもの)、費用はどう決まっているか(毎回の見積もりか、年間の枠か)。どれも事実で答えられるので、選択肢で残せます。

聞く単位は細かくします。同じ会社でも用途ごとに担当や困りごとが違うことがあり、会社単位で「興味あり」とまとめると、どの用途に需要があるのかが見えなくなります。

アポにならなかった相手からも、声は取れます。断られた直後に「せっかくおつなぎいただいたので、勉強のために少しだけ伺ってもよいですか」と添えると、今の姿を教えてくれる人は少なくありません。この段階では、断られた先から聞けた声も、アポと同じくらい値打ちがあります。

商談では見本を見せて、「それがあったら買うか」まで聞き切る

説明しないと分からない製品は、電話では反応が鈍く出がちですが、需要が無いという意味ではありません。そうした製品は、商談で見せて確かめます。

商談では、仮の価格や提供の形を置いたうえで、相手が「社内で通るか」を語り始めるところまで進めます(買う前提の会話の組み立ては「新規事業テストマーケティングのやり方」で書いています)。押さえたいのは、「この機能が無いと買えない」と言われても、そこで止めないことです。「その機能があれば必ず買っていただけますか」と踏み込み、「作るので買ってください」と言える話かを確かめます。相手が言いよどむなら、それは断りの言い方だった可能性があります。

使ってもらった後の声は一番濃くなりますが、「使ってみてどうでしたか」で終わると感想しか残りません。次の流れで、最後まで聞き切ります。

使ってもらう
使う日と終わる日を先に決める。渡すだけだと、半分近くが使わないこともある
買うかを聞く
終わる頃に、決める立場の人に「このまま入れていただけますか」と、買ってほしいつもりで聞く
買わない理由
「入れない」と言われたら、その理由を聞く。足りない機能か、価格か、時期か、社内の事情か
何があれば、いくら
「何がそろえば、いくらなら入れていただけるか」まで聞く。この条件が、製品に返す一番の材料になる
申込の意思
完成の時期の目処が立っているなら、「その形ができたら申し込む」という意思を書面でもらっておく

申込の意思は完成前でも集められますが、作れる見込みの無いもので集めると嘘になります。できる時期の目処が立っているものに限るのが決まりです。試しの導入に協力してくれる会社の探し方と、試しの組み立ては「新規事業の最初の導入先の探し方」にまとめています。

声は「誰が、どんな立場で言ったか」と一緒に記録する

集めた声が製品に返らない一番の理由は、記録の残し方にあります。「興味あり」「検討する」とだけ書かれた記録は、作り手には使えません。かといって立派な仕組みを作ると、記録が重くなって続きません。

おすすめは、営業リストの横に、声を残すための決まった欄を足すことです。架電する人も商談する人も、同じ欄に同じ書き方で残していきます。

記録の欄 書き方 あとで何に使うか
相手の立場 決める人/上に話を上げられる人/使う人/窓口だけ、から選ぶ 決める立場の声を先に見て、重みを変える
今の姿 社内か外注か、誰がどのくらい時間をかけ、何にお金を払っているか 困りごとの大きさと、乗り換えの元を見る
声そのもの 相手の言葉を、言い換えずにそのまま一言で書く 作り手に渡すとき、言葉のまま見せる
声の種類 断りの理由・欲しい機能・価格への反応・使い方の不満、から選ぶ 種類ごとに件数を数える
動かせるか 物理的に無理(工程が無い等)か、相手の状況次第(時期・予算)か 狙う相手を変えるか、時期を変えるかを決める
広がり その会社だけの事情か、業界で共通しそうか 製品を変える話か、一社だけの話かを分ける
次の時期 「来年度の予算で」など、相手が言った時期 かけ直しの時期を決める

断りの理由や声の種類は、選べる形にしておきます。自由に書くと書く人ごとに言い方が変わり、件数が数えられません。そのうえで「声そのもの」の欄だけは、相手の言葉をそのまま残します。数えるための欄と、言葉を残す欄を分けるのがこつです。

まとめるのは週に1回か2週に1回が目安です。会社ごとではなく「価格」「使い勝手」「品質」といった中身ごとに並べ直すと、重なっている声が一目で分かります。声の量は、次の予算を通す根拠にもなります。その使い方は「新規事業の営業費用を稟議で通す方法」で書いています。

買う立場の人の声と、そうでない人の声は重みを変える

集まった声は、すべて同じ重さではありません。試食で「おいしい」と言ってくれた人も、「これをお店で高めの値段で売るつもりです」と聞いたとたん「その値段は無理でしょう」と言い出すことがあります。買うかどうかの判断をしていない人の「いいですね」は、信じすぎると危ういのです。

そこで、声を残すときに付けた「相手の立場」で、重みを変えます。

決める人・上に話を上げられる人

予算を持っている人、または社内に話を通す役目の人

一番重く見る。「何があれば、いくらなら買うか」の声は、そのまま製品に返す候補にする

使う人

毎日その仕事をしている現場の人

使い勝手や手間の声は大事。ただし目の前の不満だけを追うと、本筋の改善が遅れることがある

買う立場にない人

窓口だけの人、話は好きだが決める役目のない人

参考にとどめる。「あったらいいよね」の声だけが増えていないかを見張る

使う人の声は、目の前の不満に寄りやすいものです。試しに使ってもらうと「この表示を変えてほしい」といった細かな不満ばかりが出ることがあり、全部を真面目に受け取っていると、買う理由になる所の改善が後回しになります。

声の出どころにも注意します。たとえば営業の担当の人は「材料を選ぶ権限が無いので」と言いやすい立場ですが、同じ会社の開発や製造の人につながると話が進むことがあります。断りの声が、その会社の答えなのか、その立場の人の答えなのかを分けて残します。

もう1つ、「これ、欲しいですよね」と聞いて取った「はい」は、本音ではなく聞き方の結果なので数えません。

声を「製品」「売り方」「狙う相手」に仕分ける

声がたまってきたら、行き先ごとに仕分けます。断られた理由を「売り方」と「製品」に分ける大きな考え方は「新規事業テストマーケティングのやり方」で書きました。ここでは、1つひとつの声をどこに返すかを決める実務の手順を書きます。

仕分けの前に、それぞれの声に3つの問いを当てます。その会社だけの事情か、業界で共通しそうか。物理的に無理なのか、相手の状況次第なのか。毎回出る決まり文句か、今回だけ想定と違う声なのか。業界で共通しそうで、想定と違う声が、行き先を決める材料になります。

集まった声の例 行き先 次の打ち手
「求める性能の水準に届いていない」が、決める立場の人から何社も重なる 製品 どの水準なら買う先が増えるかを聞き、次の開発の目標として置く
「前に似た仕組みを入れたが、手持ちのデータを入れる所で止まって使われなくなった」 製品 機能より、使い始めの手間を減らす。「社内で回せるか」を導入の決め手として扱う
「もっと小さい形で始められれば」が別々の会社から重なる 製品の形 小さく始める版や、期間を区切った貸し出しなど、売る単位を作り直す
「その手間は、うちの業界では業者が引き取ってくれる」 売り方 その業界向けの話からは、その売りを外す。ほかの業界では残しておく
使う側の大手から「それは部品を作る会社に言って」 売り方 作る側と使う側で言うことを分ける。使う側には、最終製品がどう良くなるかを話す
「うちはその工程をやっていない」が続く 狙う相手 話す中身はそのままで、当てる相手を、その工程を持つ先に替える
「来年度の予算を組む時期に」 時期 記録して、予算を組む時期の前にもう一度当てる

ここで大事なのは、製品に返す声を、ほかの行き先を先に確かめてから選ぶことです。相手違いや言い方違いの声まで返すと、作り手は直さなくてよい所を直すことになります。当てる相手の替え方は「新規事業で売る相手の決め方と売り文句の試し方」で詳しく書いているので、あわせて読んでみてください。

性能の高さが、そのまま買う理由になるとは限らないことも覚えておきます。また「現場が回らない」という声は、厳しい断りに聞こえますが、困りごとが本物であるしるしでもあります。製品を少し磨けば刺さるのか、前提から作り直しが要るのかを、ほかの声と重ねて見極めます。

作り手には、件数と言葉と立場をそろえて渡す

仕分けた声を作り手(開発の担当)に渡すと、「それは一社だけの話でしょう」と言われて止まることがよくあります。作り手から見れば、1件ずつ形の違う要望のどれを信じればよいか分からないからです。

また、使い勝手を良くする機能や作業を自動にする機能は、製品の良さそのものに見え、作り手は買う理由になる機能より先にそちらに手が伸びがちです。渡し方と優先度の付け方を、次のように決めておきます。

声を作り手に渡すときの決めごと

件数で渡す

1件の強い声で製品を変えない。同じ中身の声が、何件、どの立場の人から出たかをそろえて渡す。

言葉のまま渡す

要約だけにせず、相手の言葉をそのまま添える。作り手が自分で読んで判断できるようにする。

「あれば買う」を上に置く

「その機能があれば買う」と決める立場の人が言った声を、一番上に置く。「あったらいいね」の声は下に並べる。

製品と売り方を分けて渡す

製品に返す声と、売り方で直す声を分けて報告する。売り方で直せる声まで作り手に渡さない。

相手ごとに作り分けない

一社ごとの要望に合わせて作り分けない。多くの相手に共通する所だけを変える。

見せる変化も考える

使いやすさだけでなく、「新しくなった」と言える変化があると、断られた先にもう一度当てやすい。

作り手が決めるまでの間に「その機能はありますか」と聞かれたら、決まり具合で言い方を分けます。開発の日程が決まっているものは「〇月の公開に向けて開発を進めています」、開発の順番には入っているが日程が決まっていないものは「優先して検討を進めています」、まだ要望として集めている段階のものは「同じご要望を多くいただいています」です。

黙っていると相手は判断を止めてしまい、決まっていないものを「入れます」と安請け合いすると信用を落とします。声が多く集まっているものだけを「検討中」に上げるようにすると、営業と作り手の間で約束がずれません。

形を変えたら、変えた形でもう一度当てる

声を受けて形を変えたら、変えた形を、もう一度狙う相手に当てて確かめるところまでが一回りです。買う理由になったのかは、当て直さないと分かりません。

NG 変えたことを伝えない

形を変えたのに、前と同じ話し方で同じ先にだけ当てる。変わった所が相手に届かず、反応も前と変わらない

OK 変えた形で当て直す

「〇〇の形も開発していきたいので、ご意見を伺いたい」と、変えた所を入口にする。前に断られた先にも、新しい話としてもう一度当てられる

NG 1件ずつ形を足していく

声が出るたびに、その相手に合わせた版を足す。版が増えるほど、作る手間も売る説明も重くなる

OK 重なった声に合わせて形を絞る

使い方が2通りに分かれるなら、軽い版と本格的な版の2つに分ける。多くの相手に共通する形にだけ変える

当て直すときは、変えた所の使い勝手・今使っている物への不満・いくらなら採用するかを、あらためて聞きます。前に断った相手には「前にご案内した件で」より、「形を変えたので」と変わった所を入口にした方が聞いてもらいやすくなります。

声を集めた結果、「この形のままでは売れない」と分かることもあります。それも需要を確かめて得た答えです。どの仮説で誰に当て、どんな声が出たかを順に残しておけば、止める判断にも次の事業の材料にもなります。3か月を区切りにして、進む・直す・止めるを決める進め方は「新規事業の営業の立ち上げ方」にまとめています。

うまくいった例・いかなかった例

ここからは、中身を固める前に声を集めて返したときに、何をして何が分かったかを紹介します。特定を避けるため、会社名や商材の詳しい中身は伏せています。

うまくいった例

医療機関向けの新しい消耗品で、声を受けて製品の形を変えた

状況

医療機関の担当の方に向けて、新しい消耗品を出そうとしていた

やったこと

今の使い方と不満を聞いていくと、多くの人が「今の使い方に合わせた別の形の方がありがたい」と答えた。その形の開発に向けて動き、以後は「その形も開発していきたいので、ご意見を」を入口に、形や大きさ、今使っている品の不満、いくらなら採用するかを聞いた

分かったこと

作り手の想定と、現場が使いたい形が違っていた。採用の決め手は価格と使い勝手だと分かり、次に作る形と聞くべきことがはっきりした

うまくいった例

開発中の材料で、想定していなかった使い手と、言い方の分け方が見つかった

状況

売り出し前の材料を加工の会社に案内していた。扱う材料の名前で営業リストを絞ったところ、その加工を外に任せている会社が混ざり、話が進まない先が続いた

やったこと

絞り方を「その加工をしているか」に変えた。あわせて、加工する側には「加工がしやすくなる」、製品を作る大手には「最終製品の品質がどう上がるか」と、立場で話す中身を分けた

分かったこと

型を作る会社から「型が傷みにくくなるなら、ありがたい」という声が出て、新しい狙い先の候補として作り手に返せた。断りの多くは製品ではなく、当てる相手の問題だった

2つの例から言えること

どの例も、作り手が考えていた「売り」と、相手が買う理由が違っていました。その違いを、作り込む前に、相手の言葉と件数で確かめたから、形を変えるのか、売り方を変えるのか、止めるのかを決められています。

まとめ:声は集めて終わりではなく、返して初めて役に立つ

需要を確かめるのは、製品ができてからではありません。企画書や見本の段階から狙う相手に当て、集めた声を製品と売り方に返すことで、作り込んでから外れる失敗を防げます。押さえるのは次の6つです。

作り込む前に需要を当て、声を製品に返すために押さえること

  • 企画書・見本・試しの版と、手元にある段階ごとに、確かめることを決めて当てる
  • 電話では感想ではなく「今どうしているか、何にお金を払っているか」を聞き、仮の形をぶつける
  • 商談や試しの後は「買うか」「何があれば、いくらなら」まで聞き切る
  • 声は相手の立場と一緒に、数える欄と言葉を残す欄を分けて記録する
  • 声を製品・売り方・狙う相手・時期に仕分け、製品に返す声はほかの行き先を確かめてから選ぶ
  • 作り手には件数と言葉と立場をそろえて渡し、形を変えたら変えた形でもう一度当てる

声は、誰が、どんな立場で、何と言ったかを残し、行き先を決めて返したときに初めて、作り手が動ける材料になります。作り込む前の一回りを、小さく、早く回すことが、売れる形への近道です。

よくある質問

製品がまだ完成していなくても、電話で需要を確かめられますか?
確かめられます。企画書や資料だけの段階なら、狙う相手がその困りごとを今どう片付けていて、どれだけ手間やお金をかけているかを聞きます。見本があれば商談で見せて、何がそろえば買うのかを聞きます。「開発中のものにご意見をいただきたい」という入口が通りやすいですが、「営業ではない」とは言わないようにします。
顧客の声は、どのくらい集まったら製品に返してよいですか?
1件の強い声だけで製品を変えないことが大事です。単発の声は参考として残し、同じ中身の声が、決める立場の人を含めて何件か重なってきたら、傾向として作り手に渡します。件数を数えられるよう、声の種類は選べる形で記録しておきます。
集めた要望を全部開発に渡すと、開発が回りません。どう絞ればよいですか?
まず、当てる相手が違うだけの声や、言い方で直せる声を、製品に返す声から外します。残った声は件数と相手の立場をそろえ、決める立場の人が「あれば買う」と言った声を一番上に置きます。一社ごとの要望に合わせた作り分けはせず、多くの相手に共通する所だけを変えるようにします。

新規事業の営業の立ち上げを外に任せる場合の進め方は「新規事業の立ち上げ支援」にまとめています。

このような状況でしたら、

ぜひセグロスにご相談ください

  • 製品を作り込む前に、本当に買ってもらえるかを確かめたい
  • 試作品や企画書の段階で、狙う相手の声を集めたい
  • 集めた声を、製品と売り方のどちらに返せばよいか決められない
  • 営業で集めた要望が、開発の側でうまく使われていない
  • 外注したいが、本当に結果が出るのか・情報の扱いは大丈夫か不安
まずは現状を伺い、「どこで詰まっているか」と「次の一手」を整理します。

(外に任せるべきか、自社で直すべきかも含めて整理します)